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「野球しようぜ!」のニュースを知って





Yさん(5年生)の作文を紹介します。






 大谷選手の「野球しようぜ!」のニュースを知ってすごいなと思った。

約2万校の日本の小学校に、それぞれ3つのグローブを贈るみたいだ。だって、グローブ1個3万円として18億円。見当がつかないほどの大金だ。



 ところで、ぼくは将来プロ野球選手になると決めているいるが、18億円かせいだらまず、家族にマッサージする人をつけてあげて、A5ランクのお肉をふんだんに使ったぎょうざをふるまう。そのわけは、やさしくしてもらっている家族に楽しくすごしてもらいたいからだ。



 つぎに、グランドと体育館を建設し、ぼくが今所属しているチームにバットやグローブ等といっしょにプレゼントする。ぼくが出場するゲームのチケットもあげたい。このチームは、ぼくのお父さんが監督で、ぼくと友だちが「〇〇〇〇」という名前をつけた。多くの人に加入してもらって今よりもっと強くさせたい。まずは〇〇市で野球をする人をもっと増やしたい。



 やっぱり大谷ってすごい。野球する人を増やしたいという大谷選手と同じ目標を達成するために、ぼくはお父さんに手伝ってもらって自主練をもっとがんばる。(おわり)





いかにも、家族思いで周りの人に感謝を忘れないYさんらしい作品です。

を一緒に読んだ後、

作文準備のために「雑談」と思われるようなインタビューをたくさんしたのですが

18億円の使途について、一切「自分のため」は出てきませんでした。

どうしたらこのようなお子さんに育つのか・・・



彼がWBCで大活躍する日を心待ちにしている私です。

願わくば大谷選手と同じチームの一員として。






カリキュラム:寄り添い作文

子どもと相談しながら、よりよい文章になっていくよう共同作業を行います。

段階に応じて。介入の仕方を工夫しています。


 

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