言葉で伝える ということ
- 荒牧 直子
- 2024年2月21日
- 読了時間: 1分
カリキュラム:図鑑で遊ぼう
図鑑をフル活用します。
問題を作ったり解いたり要約したり。
高度な文章を読むことで読解力の育成にも役立ちます。
講師、生徒双方で同一の図鑑を手元に用意します。
Tさん(5年生)と図鑑を使って問題を作っていたときの事です。
1、2年生でも答えられるような問題をということで
宇宙服は一着いくらするか答えてもらう内容にしようと話していました。
図鑑を見ればひときわ大きな文字の「10億円」が答えだとわかります。
ところがTさんは、1年生は「一着」がわからないのではないかというのです。
確かに、個、本、枚などは日常よく耳にしたり使ったりしますが、
「着」となるとスーツのようなフォーマルな衣装などの数を表わすときに
使う程度のような気もしてきます。
私はTさんの低学年児童に対する心配りに感心してしまって、
Tさん、よく気がつきましたねぇ と思わず口にしていました。
親切ですよねぇ。
この後、これを機会に「着」を知ってもらうのもいいねと話が進みました。
問題 宇宙服は一着(洋服を数えるときに「着」を使います)いくらでしょう。
答え 十億円
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